ふわっと日経新聞

【ふわっと日経新聞】8/30(金) 最低賃金引き上げ「隣の県より高く」競う

こんにちは。黄色の鳥です。

ブログをアップするのはとても久しぶりになってしまいました。その間も、基本的には新聞も目を通してはいたのですが、中々ブログを書ききれないまま時間が過ぎてしまっていました。継続的にさまざまな形で、文章は書いてはいたのですが、どのような形でもやはり難しいものですね。焦らず、少しずつ真面目に取り組んでいきたいと思います。

今回は本日全国からの回答が出揃ったと発表があった、「最低賃金」について、厚生労働省のHPより情報を取って来たので紹介したいと思います。

目次
  • 要約
  • 用語調べ
  • ひな鳥の疑問

要約

全国の各都道府県によって異なる最低賃金について、2024年の最低賃金を巡り地方を中心に、国が示した引き上げ額の「目安」を上回った。目安超えの金額は平均5.4円。全国加重平均額は1,055円。全国荷重平均額51円の引き上げは、昭和53年に目安制度が始まって以来の最高額。

最も大きな上げ幅は、徳島の84円。続いて、岩手と愛媛の59円。他県より1円でも高くして人材を確保をしたい思いが強い。今回の増額により、最低賃金が全国で一番低かった岩手が秋田を抜き、最下位を脱した。10月より順次施行。

影響としては、人件費の増大に伴い利益の圧迫が予想されている。また、民間求人サイトの全国のパート・アルバイトの平均賃金は時給1180円であったこともあり、既に最低賃金は意味がないとの声もある。

用語調べ

全国加重平均額とは

企業の賃上げ額を賃上げの影響を受ける常用労働者数を計算に反映させ、1人当たりの平均値を算出する方法。例えば、100円賃金アップした人が80人・50円賃金アップした人が20人いたとするなら。{(100*80)+(50*20)}/(80+20)=加重平均90円ということになります。

ひな鳥の疑問

疑問
  • ①最低賃金は誰が決めるのか。意味は。
  • ②2024年改定後の賃金で最も高いところ、低いところはどこか。

①最低賃金は誰が決めるのか。意味は。

厚生労働省のHPより調べて来ました。

最低賃金審議会(公益代表、労働者代表、使用者代表の各同数の委員で構成)によって決定されているそうです。

最低賃金を決める意義としては、雇入側では、賃金の上昇によって労働能力の優秀な労働者を獲得しやすくすること、及び、労働者側では、生活を安定させることで労働能力の促進を図る意味があるそうです。

②2024年改定後の賃金で最も高いところ、低いところはどこか。

最低賃金最高額は東京の1163円。最低賃金最低額は秋田の951円。格差は212円。最低賃金額が1100円を超えているのは、東京都(1163円)・神奈川県(1162円)・大阪府(1114円)。

最低賃金が959円以下は、秋田県(951円)・岩手県・高知県・熊本県・宮崎県・沖縄県(952円)、青森県・長崎県・鹿児島県(953円)、大分県(954円)、山形県・福島県(955円)。

では。

ABOUT ME
黄色の鳥
2024年3月に9年勤めた会社を退職しました。 ミニ株から始めた資産運用も7年目を迎えました。今は、雰囲気投資家を脱するべく、勉強と実践の繰り返しをしています。つみたてNISAをはじめ、日米の個別株・米国ETF・仮想通貨などをしています。