こんにちは。黄色の鳥です。新しい生活の中、なかなか生活のリズムを掴むことに苦戦しているこの頃です。本当は、サラッとブログに記事を落とし込めればいいのですが、変わらず、日経新聞を毎日読むことにも苦戦しています。
今日は、4/19(金)に日経平均株価が大きくマイナスになっていたことについて、記事になっていましたので、まとめていきたいと思います。
- 要約
- 用語調べ
- ひな鳥の疑問
要約
イランとイスラエルの対立の激化により、金融市場が中東情勢の緊迫化に身構えている。19日(金)午前、「イランで複数の爆発音」という知らせを受け、日経平均株価は急激に下げ、一時1300円の下げ幅を記録した。その一方で、安全資産(スイスフランや金)と基軸通貨の米ドルに買いが集まった。
国内の機関投資家は半導体関連株を投げ売りした。ポジションを減らす狙いがあった様子。
イランとイスラエルの対立がさらに深まると、イランがホルムズ海峡の封鎖に踏み切る可能性がある。全世界の2割の原油・石油製品はホルムズ海峡を行き交っており、ホルムズ海峡を封鎖されると、原油価格が1ヶ月で20%上昇するとの分析もある。日本に関していうと、ロシアからのエネルギー調達を絞ったため、現在中東依存度が高く、供給が滞った場合の経済への打撃が大きい。
不確実性が高まるなか、投資家は「スタグフレーション」的な環境に世界が陥る最悪のシナリオに備え始めている。
用語調べ
「イランとイスラエルの対立」
イランとイスラエルは1950~1960年代には、国交を結んでいた。当時はお互い親米という立ち位置を取っていたが、1979年にイラン革命が起こり、イスラム教を国教として、それ以降、反イスラエルを掲げている。イラン・イスラエル共に、2024年4月の攻撃まで、直接戦火を交えることはなかった。イランはこれまでは、イスラム組織ハマスや、イスラム教シーア派組織ヒズボラなどの新イラン勢力を使って攻撃していた。
「ホルムズ海峡」
東のペルシャ湾と西のオマーン湾の間にある海峡で、北にイラン、南にオマーンによって挟まれている。幅は39~96キロメートルだが、実際にタンカーが通れる幅は3キロメートルほどしかない。ホルムズ海峡の内側のペルシャ湾に、イラン・イラク・クウェート・UAE・カタール・サウジアラビアが接しており、主要な産油国が並んでおり、エネルギー輸出の肝となる場所。
「スタグフレーション」
「スタグネーション(景気停滞)」と「インフレーション(物価高騰)」を組み合わせた言葉で、「低い成長率・高い失業率」×「物価の上昇」が重なった経済状況を表す。供給ショックや財政政策における判断ミスなどが原因となる。
ひな鳥の疑問
・いまいち中東情勢の緊迫化で、半導体関連株が売り急がれた繋がりがわからない。
・スタグネーションの原因をさらに調べたい。
それでは!これからも頑張ります!