FIRE

サイドFIRE計算してみた!

こんにちは。黄色の鳥です。

今週末から来週は甥っ子たちの面倒で忙しいので、今日はブログを更新しようと意気込んだものの、何を書けばいいかな〜と。。。

思い切って!サイドFIREを実際に計算していこうと思います!!それなりに大作になりましたが最後まで読んでいただけると幸いです。

目次
  • サイド FIREおさらい
  • どんな生活を送りたいか
  • FIREするための前提条件
  • 年間の必要支出
  • いくら準備するのか
  • まとめ

サイドFIREおさらい

まず最初にこのブログを見てくれている方は、サイドFIREについて他でも読まれている方が多いんじゃないかなと勝手に思っております。

FIREについて簡単におさらいすると、早期に仕事を辞めて、自由に資産収入だけで暮らそうというイメーです。(この際、何の略字かは知らなくてもいいです)

キーワードは「不労収入>年間支出」「年間支出の25倍の投資元本」と「4%ルール」です。アメリカのトリニティ大学で研究された内容(トリニティスタディ)に基づいています。トリニティスタディは、株式と債券の割合や取り崩しの割合、取り崩していく年月などの様々な条件で検証し、年間支出25年分を資産運用しながら4%で取り崩す場合は、30年後も95%の確率で資産が残っているという結果を導き出した実験です。大前提として、年間支出額の25倍の資産を運用に回す必要があります。運用で増える資産よりも年間支出が小さければ資産は増えていくことになるので、不労収入だけで生活できるということです。

ここまではFIREの説明です。年間支出の25倍分ってなかなか現実的じゃないですよね。貯まる頃には定年間近になるかもしれません。しかし、サイドFIREは単純にFIREの必要な元本が半分になります。そして「一部を不労収入で賄い、足りない分を自分の好きな形での労働で賄う」という形をとるのがサイドFIREの根本的な考え方になります。

どんな生活を送りたいか

サイドFIREを目指す上でとても重要なことがあります。FIRE後の生活を考えるということです。早く退職したいという想いが前面に出て、何もすることを決めないまま仕事を辞めない方がいいと思います。経済的基盤を整えた上で、自分の好きな労働で足りない分を補うといった考えをしないと、仕事を辞めてから右往左往してしまうように思いますので、サイドFIREは計画的に行いましょう。

私にはやってみたい仕事がありますが、収入面や労働環境面を考慮すると今の仕事を続けることが資産形成の意味ではベストと判断しています。その上で、在職中に必要なスキルを淡々と学び、準備していくことが大切と思っています。

FIREするための前提条件

  • 住宅ローンと奨学金の完済すること。
  • 簿記2級とFP2級を合格すること。
  • WordPressのカスタマイズを習得すること。
  • プログラム言語を最低1つマスターすること。
  • アプリ作成(趣味程度)をできるようになること。
  • iDecoは60歳まで継続(月2.3万)すること。
  • 退職と同時にマイクロ法人の設立をし、社会保険に加入すること。
  • 個人事業主として、好きな仕事をすること。

書き出してみましたが!驚くほどいっぱいしないといけないことがありますね。まずは、固定支出をコンパクトにすることを大前提とします。そして、お金の知識と経理の知識を身につけること。金融リテラシーを高めること。最後に、やりたい仕事に就くために、スキルを身につけること。10年以上かけて着実に頑張ります!!

年間の必要支出

毎月の支出 13万
  • 住宅管理費 35,000円 
  • 光熱水費    15,000円 
  • 通信費                  5,000円 
  • 食費                      15,000円 
  • 外食費                  25,000円 
  • 趣味                      13,000円 
  • 交通費                     5,000円 
  • 医療費                     7,000円 
  • 予備                      10,000円 
年間の支出 44万
  • 固定資産税        100,000円
  • お年玉            50,000円
  • ヘアカット          60,000円
  • NHK                    24,000円
  • 弓道                    26,000円
  • 衣類                    30,000円
  • 家族費               100,000円
  • 予備費                  50,000円

いくら準備するのか

年間の支出は13万×12ヶ月+44万=200万

<サイドFIREする場合>

年100万の収入+iDeco2.3万+取崩し100万が理想

収入源としては、手取り収入として

マイクロ法人の役員報酬2万/月+好きな仕事6.3万/月+iDeco分2.3万=10.6万

トリニティスタディの通り4%で取崩すとして、100万÷0.04=2500万のリスク資産が必要。ただし、私はリスクヘッジとして、以下の通り準備してからリタイアしたいと思っています。4%ルールの大きな失敗の原因は、FIRE直後の株価暴落です。下がっている時に取崩してしまうと、その後の資産の成長が小さくなるという理由。回避方法としては、別にキャッシュを準備して、株価の暴落時は取崩しを行わないことが有効とされています。

  • インデックス投資  2000万
  • 高配当個別銘柄       1000万
  • キャッシュ              1000万
  • 生活防衛費                200万
  • 普段使い用                200万

まとめ

フリーランスで月10万円稼ぐってどんな感じでしょうか?難しいのでしょうか?普通なのでしょうか?フリーランス1年目の人の85%の人が年収200万以下らしいので、きっと難しいのかもしれませんね。

ちなみに、10年後に住宅ローンを繰上げ返済すると、残りは3年弱になるのですが。。。。とても転職したくなりますね。その時の私はどんな判断をするんでしょうか。楽しみです。3年間は自分のしたい仕事を別の企業に転職するのもいいかもしれません。勿論、スキルを磨いて。妄想が止まりませんね(笑)

FIREを考えるということは、自分の人生設計を考えることだと思います。どんな自分になりたいかをワクワクしながら考えてみてはいかがでしょうか?ゴールを想像して、必要なスキルを着実に身につけていく。とても楽しい作業でした。皆さんも是非考えてみてくださいね。

それでは。

 

ABOUT ME
黄色の鳥
2024年3月に9年勤めた会社を退職しました。 ミニ株から始めた資産運用も7年目を迎えました。今は、雰囲気投資家を脱するべく、勉強と実践の繰り返しをしています。つみたてNISAをはじめ、日米の個別株・米国ETF・仮想通貨などをしています。